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被災地のマンホール蓋を訪ねて 2019 その1 [その他]

#manhotalk へようこそ!

さて、今回は東北のマンホール蓋撮影旅行の話です。

まず最初に東日本大震災により被災されたすべての皆様に心からお見舞い申し上げます。

以前「被災地のマンホール蓋を訪ねて」として、みちくさ学会に寄稿させていただい時から、早いものでもう7年の月日がたってしまいました。もっと早く復興の状況を肌に感じたかったのですが、天気図を直前にみてマンホール蓋の撮影旅行をおこなう私は、なかなかタイミングをつかめずにいました。

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今年のゴールデンウィーク後半の天気予報をみていると、宮城、岩手に晴れが続いている!これはチャンスだと思い、急いで移動手段と宿の手配をします。



東京駅から新幹線で1時間半。久しぶりの仙台駅は新たな駅ビルもできていて、様子がだいぶ変わっています。エスパル仙台という駅ビルにはとても開放的な空間が広がっており、ゴールデンウィーク中の穏やかな開放感とあわせて、旅の気分を盛り上げます。快晴の天候の中テンションもあがりつつ、駅から10分ほど歩き、レンタカーを借りて蓋撮影の旅の始まりです。

まず最初は、仙台から南にあがりマンホールカードを入手しつつ、名取市の蓋の撮影です。
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市花「ハナモモ」の蓋
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市木「クロマツ」のマンホール蓋です。
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続いて、大河原町の蓋。
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愛らしい白鳥の蓋は、今回の旅でぜひ撮影したい一枚でした。

さらに南下し、白石市の蓋の撮影にむかいます。
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マンホールカードの座標蓋は、写真の右下のところで、時間によっては太陽の位置の関係で影がかかってしまうようです。

この蓋の上の方に広場があるのですが、時間によっては影にならないのでその蓋を撮影します。
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せっかくきたので、平成7年に復元された白石城もじっくり見学します。
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快晴の空に、白石城とマンホールカードが映えますねw

街角も少し散策した後、今度は一気に北上して多賀城市にむかいます。
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久しぶりの多賀城駅前は、びっくりするぐらい綺麗になっていて驚きましたが、2018年に設置されたばかりの美しい蓋の撮影も無事にできました。

その後は東松山市の矢本駅前に移動し、久しぶりにこの味のあるカエルの蓋の撮影です。
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なんとも言えない表情がとても愛らしい感じで、この蓋はモノクロ蓋の方が好みです。

そして、ここにはもう一枚撮影したかった蓋がありました。そう、2017年にブルーインパルスの蓋が設置されているんです。ただ私の撮影時間(16:34)が悪く、複数設置されている蓋のいずれも影の位置がベストになっていません。
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こちらの個体はマンホールカードの座標蓋になっていて、私が影の移動で時間待ちをしている間にも、撮影にこられていた夫婦がいらっしゃいました。

せっかくなので、時間をつぶし座標の蓋の影の位置が良くなるのを待ちます。
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17時20分頃には、無事に撮影できる状況になりました。

もう、この日は駄目かなと思ってましたが、車を走らせ野蒜駅にむかいます。こちらには、東松山市のもう一枚のマンホールカードの座標蓋があるんです。この野蒜駅は高台にあり、車もかなり昇っていくこととなります。
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それもそのはず、もともとこの野蒜駅は500mほど海岸に近いところにあったのですが、津波で利用できなくなったそうで、津波の影響を受けにくい高台に新設されたそうです。

なんとか、綺麗な蓋写真を撮ることができましたが、、、
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野蒜駅の北側には、新しい住宅地が広がっています。今回の旅ではじめて震災の爪痕を感じます。
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今回の旅で、一度目の黙祷を海の方向にむかっておこないました。

その後、一日目の宿泊地である石巻に向かう途中で、海沿いの道を通り
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原始人柄の蓋を撮影します。このあたりは建物が再開発をしているのか?建物もまばらですし、カーナビの地図もほとんど役に立たない状況です。

21時頃には、石巻に到着し久しぶりのロボコン蓋に挨拶し、
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すっかりお腹すいた私は、地元の魚が食べれる旬鮮居酒屋「悟空」さんでおいしい物をいただきます。

続く



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